ネズミの囚人とカスタマイズ — Escape From Prison Multiplayer
囚人服を着たネズミが、罠を越えて走る。このゲームの画面は、その一言でほぼ説明できます。
01主人公は「勇敢な小さなネズミ」
配信ページの説明は、プレイヤーを「あなたの勇敢な小さなネズミ(your brave little mouse)」と呼んでいます。人間の囚人ではなく、ネズミが刑務所に収監されているという設定です。看守やほかの囚人がどう描かれているかは、説明文からは分かりません。
この設定は、ゲームの見た目をかなり左右します。囚人ものといえば重い監獄映画のイメージですが、主人公がネズミであれば、罠に引っかかって転ぶ姿もコミカルになります。実際、CrazyGames のタグにも Party が入っており、暗い監獄ドラマではなく、明るい障害物レースとして作られていることがうかがえます。
02カスタマイズできる範囲
説明文には「ネズミをカスタマイズして」とだけ書かれています。何を変えられるのか、選択肢がいくつあるのかは公開されていません。色を変えるのか、帽子のような飾りを付けるのか、あるいは囚人服の模様を選ぶのか。この点は配信ページからは読み取れません。
カスタマイズが見た目だけのものか、当たり判定や移動速度に影響するのかも不明です。ただし、マルチプレイのレースで見た目によって有利不利が出ると公平性が崩れるため、見た目だけだと考えるのが自然です(推測)。課金要素があるかどうかも、公開情報には出てきていません。
032Dの画づくり
CrazyGames のタグには 2D と Platform が入っています。3Dの見下ろし型ではなく、横から見た2Dのプラットフォーマーとして作られている、というのが配信ページの整理です。GameBrain も 2D と明記しており、複数のサイトで表記が一致しています。
ネズミの失敗が笑いになるか、理不尽に感じるかは、当たり判定の作り方で決まります。このサイトでは実機で触れていないため、判定の甘さについて断定はしません。ただ、罠の種類が増えるほど「見た目より判定が広い」と感じる場面は増えるので、初見では余裕を持って跳ぶのが安全です。
04名前・台詞・物語は不明
ネズミに固有名があるのか、看守に名前があるのか、脱獄の動機が語られるのか。これらは配信ページのどこにも書かれていません。カットシーンや掛け合いがあるという情報も見当たりません。
この不在は、作品の性格を考えるうえで意味があります。物語を読むゲームではなく、走って覚えるゲームだということです。キャラクターに愛着を持てるかどうかは、見た目のカスタマイズと、走っているときの動きの気持ちよさで判断することになります。